こんにゃくゼリーで窒息死 子供・老人注意
こんにゃくゼリーでのどを詰まらせ窒息死している例が今年2件発生している。
国民生活センター
ご注意ください
死亡事故2件発生 こんにゃく入りゼリーの事故 −子どもや高齢者に与えないこと!
商品には注意書きがあるようです。ただし喉の通り道は小さく、食べたものを吐き出す力の弱い老人子供は要注意だ。
マンナンライフのホームページでは
質問4 ■ 子供が食べても大丈夫ですか?
【回答】
お子様でも問題なく、お召し上がりいただけます。
小さなお子様には、食べやすく小さく刻んでお与え下さい。
原材料に「洋酒」を使用しておりますが、製造の過程でアルコール分はほとんど飛んでいますので、安心してお召し上がりいただけます。
現実には、子供及び老年はのどの詰まったものを吐き戻す力が弱いためこんにゃくゼリーは用心したほうが良いようだ。
参考【幼児の咀嚼と嚥下のしくみ】
食べ物が口中に入ってから嚥下までの動作は、舌や口蓋の前方部に食物が接触すると、食物の大きさ、硬さなどの物性を自動的に感知し、「つぶす」「かむ」などの動きが自発的に行われ、嚥下に至る。嚥下は口を閉じた状態で行われる。通常、意識して嚥下する際には喉頭蓋が閉じて、気道が閉ざされるため、気管にものが詰まることはない。ところが乳幼児は、物性を感知し、咀嚼し、嚥下するという一連の動作の獲得が不十分で、支障なく行えるようになるのは3才程度とされる。
3歳以下の乳幼児に食べものを与える時には、口先にスプーンを当てて幼児自らがスプーンからすくいとるようにすると、物性を感知しやすいため事故は起こりにくい。逆に、感知しにくい物性のものや、不用意に食物が口の中に入り(口を開いた状態では通常気道は開放されている)、物性などを確認する間もなく、気管が開いた状態のままで喉に食物が到達した場合等に、喉を詰まらせる危険性がある。
参考
こんにゃくゼリーで2児が窒息死=事故多発、国民生活センターが注意
5月23日19時33分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070523-00000132-jij-soci
国民生活センターは23日、7歳の男児2人が、こんにゃく入りゼリーをのどに詰まらせて窒息死したと発表した。センターによると、同ゼリーでは1995年度以降、この2件を含めて計11件の死亡事故が発生しており、「子供や高齢者に食べさせるのを控えるべきだ」と注意を呼び掛けている。
亡くなったのは、3月に学童保育でおやつに出たゼリーを食べた東海地方の男児と、4月末に祖父母宅で食べた甲信越地方の男児。2つは別のメーカーだった。