気になるニュース(1〜2)

  1. [高校の授業はすべて英語で 高校新学習指導要領案] Ninja

    文科省は高校の英語の授業を日本語で教えるのではなく、英語で教えるようにと新学習指導要領案に明記したという。
    文法中心だった教育内容を見直し英会話能力アップを目指したものである。確かに日本人の英会話力は中学・高校・大学と10年間も学んでいるにもかかわらず会話の出来る人たちが非常に少ないという現状でした。
    大学入試に出題される文法問題に学力を傾注した結果だという。
    文法中心の授業から会話中心の授業に変更するためにまず生徒の聞く力を授業の現場で育てようという試みである。
    しかし実際の現場の声として英語教諭は全部英語でやるのは自信がないといい、生徒からも「リスニング対策なら英会話のCDで十分。日本語で教えてくれた方が分かりやすい」(大阪府の高3男子)、「英語は楽しいので賛成だけど、受験のための授業とは別にしてほしい」(福岡市の高1女子)という要望が出ているという。

    <高校新学習指導要領案>英語で授業…「自信ない」教諭も
    12月22日21時37分配信 毎日新聞
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081222-00000118-mai-soci

     「使えない英語」から「使える英語」へ。22日に公表された高校の新学習指導要領案は「英語の授業は英語で行うことを基本とする」と明記した。
    文法中心だった教育内容を見直し、英会話力などのアップを目指すのが狙い。
    文部科学省は「まず教員が自ら積極的に用いる態度を見せるべきだ」と説明する。
    だが教諭の英語力や生徒の理解度はばらつきが大きい上、大学入試は従来通りとみられ、現場からは効果を疑問視する声も出ている。【三木陽介、平川哲也、高橋咲子】

  2. [定額給付 自民党内に撤回論浮上 ] Fuki

     「2次補正は年内に成立させるべきだった。早く実施していれば、給付金も悪い政策ではなかった。しかし、支給が来春となれば、色あせて効果はない」
    麻生内閣の失策はこれに尽きると思います。今ここまで来てしまったら定額給付もいろんな方面でありがた迷惑と捉えられている。
    世界が緊急対策をやっているとき、日本政府および自民党は、100年に一度の未曾有の経済危機としながらも緊急対策を打ち出しながら、その実行を自らの手で遅らせてしまった。
    今ここにいたって麻生総理がぶち上げた経済対策をやめてしまうことも出来ず、かといって色あせた対策を行っても不都合ばかりが取り上げられ進むに進められなくなってしまっている。
    この状況で自民党内では国民の70%が世論調査だ反対していることもあいまって、定額給付については撤回論も浮上している。

    「春まで待てない定額給付金」…色あせ自民内に撤回論も
    12月23日7時40分配信 読売新聞
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081223-00000002-yom-pol

     2008年度第2次補正予算案に盛り込まれた2兆円の「定額給付金」事業は、麻生首相が10月末に打ち出した目玉政策だが、所得制限の是非などをめぐる閣内の迷走は、首相の指導力不足を露呈した。自民党内には、事業の効果を疑問視する声も根強く、首相が目指す年度内支給には、なお課題が山積している。