気になるニュース! 9 月 7 日



A大阪の会社員が戸隠山で転落死

@熱中症が原因と考えられる労災死が急増


A大阪の会社員が戸隠山で転落死 Fuki(Z10:30)
 長野県戸隠山の岩場で大阪の男性が転落死のニュース。 こんなきれいなところでなくなってしまった本人は、ここでなくなった事をどのように考えているんでしょうね。


戸隠山で男性転落死=大阪の会社員か―長野 時事通信 9月6日(月)19時57分配信 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100906-00000124-jij-soci
 長野市の戸隠山(1904メートル)の岩場で6日午後2時ごろ、男性が倒れているのを長野県警のヘリコプターが発見、収容した。男性は全身を強く打ち、既に死亡していた。死亡したのは大阪市西淀川区千舟、会社員向井孝さん(35)とみられ、長野中央署が身元の確認を進めている。
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@熱中症が原因と考えられる労災死が急増 Ninja(Y10:30)
今年は労働災害死としての熱中症が増えているという。この異常気象の中、熱中症の死者も過去最大であったということであるから、労災も例外ではないだろう。 厚生労働省で企業側に対し、熱中症対策の徹底を呼びかけているということを考えれば、熱中症に対する劣悪な環境というのは、まだまだ改善の余地があるであろう。 熱中症が、対策すれば、防ぐことが出来るものであるということを考えればこの厚労省の対策徹底は評価できる物だと考えますね。 また、建設業などのふらつきによる落下も熱中症によることも考えられることからもっと多くの労災死が防げることも期待できそうですし、対策徹底を推し進めてほしいですね。

熱中症の種類

 

熱中症とは、暑い環境で生じる障害の総称で、次のような病型があり、対処法もまとめてみましょう。

 

 

熱失神 皮膚血管の拡張によって血圧が低下、脳血流が減少しておこるもので、めまい、失神などがみられます。顔面そう白、呼吸回数の増加、唇のしびれなどもみられます。脈は速くて弱くなります。

対処法

涼しい場所に運び、衣服をゆるめて寝かせ、水分を補給すれば通常は回復します。足を高くし、手足を末梢から中心部に向けてマッサージす るのも有効です。吐き気やおう吐などで水分補給ができない場合には病院に運び、点滴を受ける必要があります。
 

 

熱疲労 大量の汗をかき、水分の補給が追いつかないと脱水がおこり、熱疲労の原因となります。脱水による症状で、脱力感、倦怠感、めまい、頭痛、吐き気などがみられます。
 

 

熱痙攣 大量に汗をかき、水だけを補給して血液の塩分濃度が低下した時に、足、腕、腹部の筋肉に痛みを伴ったけいれんがおこります。暑熱環境下で長時間の運動をして大量の汗をかく時におこるもので、最近ではトライアスロンなどで報告されています。

対処法

生理食塩水(0.9%)を補給すれば通常は回復します。
 

 

熱射病 体温の上昇のため中枢機能に異常をきたした状態です。意識障害(応答が鈍い、言動がおかしい、意識がない)が特徴で、頭痛、吐き気、めまいなどの前駆症状やショック状態などもみられます。また、全身臓器の血管がつまって、脳、心、肺、肝、腎などの全身の臓器障害を合併することが多く、死亡率も高くなります。
 死の危険のある緊急事態です。体を冷やしながら集中治療のできる病院へ一刻も早く運ぶ必要があります。いかに早く体温を下げて意識を回 復させるかが予後を左右するので、現場での処置が重要です。

対処法

体を冷やしながら、一刻も早く病院へ 
 熱射病が疑われる場合には、直ちに冷却処置を開始しなければなりません。冷却は、皮膚を直接冷やすより、全身に水をかけたり、濡れタオ ルを当てて扇ぐ方が、気化熱による熱放散を促進させるので効率がよくなります。また、頸部、腋下(脇の下)、鼠径部(大腿部の付け根)な どの大きい血管を直接冷やす方法も効果的です。

 またとっさの場合、近くに十分な水が見つからない時の効果的な体の冷却法として、次のことを実行してください。水筒の水、スポーツドリ ンク、清涼飲料水などを口に含み、患者の全身に霧状に吹きかけてください。全身にまんべんなく吹きかけることにより、汗による気化熱の 冷却と同じような効果をもたらします。これらの液体は、冷たい必要はありません。

また熱射病では合併症に対して集中治療が必要ですので

 、このような冷却処置を行いながら、設備や治療スタッフが整った集中治療のできる病院に一刻も早く運ばなければなりません。

 

熱中症で労災死、過去最多の33人 読売新聞 9月7日(火)3時6分配信 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100906-00001296-yom-soci
 今年の熱中症による労働災害の死者が33人(9月1日現在の速報値)に上り、統計を取り始めた1997年以降で最多になったことが6日、厚生労働省のまとめでわかった。  今夏の記録的な猛暑が原因とみられ、今後も平年より気温の高い状態が続くと予想されていることから、同省は企業側に対し、熱中症対策の徹底を呼びかけている。  発表によると、これまで熱中症による労災の死者が最も多かったのは2001年で24人。昨年は8人だった。今年の死者33人を業種で分類すると、建設業13人、製造業5人、農業4人、警備業2人などで、外で作業する業種が目立っている。  月別では6月1人、7月21人、8月11人で、猛暑が続いた7月以降の死者が大半を占める。  また、同省の7月末現在の集計では、建設業の墜落・転落での死者は81人(前年同期比30・6%増)。同省は「暑さによる作業中のふらつきや注意力の低下、疲労の蓄積が、ほかの労災も誘発させているのではないか」とみている。
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