@(1WAISE)元厚生労働省局長、村木氏が「検察の在り方検討会議」へ10:00M1055
法相の私的諮問機関「検察の在り方検討会議」が郵便不正事件に絡む証拠改ざん・隠蔽(いんぺい)事件について無罪が確定した村木厚子・厚生労働省元局長らから意見を聞いたことについて。
検察がいかに権力を持って被疑者に向かっているかが分かる、検察の取調べは"リングでプロとアマが対峙し、レフェリーもセコンドもいない"とはよく言ったものだ。
加えて、事実と違う調書がたくさん作られ、事件の首謀イメージが裁判中も維持し続けられたことが非常に怖いと語り、取調べの可視化が必要なことを強調している。
村木氏の意見
- 「検察が、客観的な事実と違うたくさんの調書をチームで作ったことを恐怖に感じた。
私だけ記憶喪失にかかっているんじゃないかと思った。
どうして私がかかわったという調書が作られたのか。
私が事件の首謀者だというストーリーを作り、公判でも維持したのはなぜか。
裁判が終わって二つの疑問が残った」
- 「私と(証人出廷した)検事の主張は真っ向からぶつかっていたのに、検事からしか聴かずに検証した。
非常に疑問だし不満が残った。
なぜ事実と違う調書が作られたか直視せず、原因の分析がなかったことに大変がっかりした」
- 「調書がまともなものであると担保するために可視化は必要」
- 「取り調べは、リングにアマチュアとプロのボクサーが上がり、レフェリーもセコンドもいないと思った。
弁護人の力を借りないとなかなか勝てない」
検察検討会議 「可視化必要」村木氏訴え
毎日新聞 1月27日(木)22時38分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110127-00000038-maip-soci
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