気になるニュース! 4 月 25 日


@(2WAIKHU)原子炉建屋内の調査に国産ロボット導入


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 事故の起きた福島原発で、事態収束に欠かせない原子炉の冷却処理を行うためには、原発のコントロール設備の復旧が欠かせないという。
燃料棒などがきちんと冷却され、原発が冷温停止状態(原子炉内が100度以下で恒常的に冷却されること)で維持されるようになれば事故は収束といえる。
そのためには、原子炉建屋内に入り、コントロール機器の復旧や設備の点検は必要不可欠といえる。
そんな中、原発で安定化に向け活躍しているロボットは、日本製ではなくアメリカ製など外国のものだった。
日本が技術立国としてアピールしていたロボット技術はどこへ行ってしまったんだろう、この思いが日本人の多くが考えていた疑問だろう。
ところがやっと、日本製のロボットが原発の事故収束に向けて投入されることになった。
投入されることになったら、記事では瓦礫の走破性能は世界1だとか言っているが、今まで出てこなかったのは何故でしょうね。
世界が日本の技術には注目している中、事故発生以来取り立てて言うべきほどの実績を示せない日本の技術に対して、世界は明らかに失望しつつあります。
遠いアメリカが日本でロボットを投入して、事故の当事国の日本が事故収束にむけ何の手も打てない状況だったということが言える。
そんな中で、千葉広大や東北大学などなどの研究チームが開発した災害救助支援ロボットが急遽原発用に改造されたというが、日本の期待を一身に担っていると思われる。
今回投入された、情報収集用ロボット「Quince]は期待にこたえることが出来るのでしょうか。
   


国産災害ロボット急きょ改造、福島原発投入へ
読売新聞 4月24日(日)20時33分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110424-00000518-yom-sci

 東京電力福島第一原子力発電所の事故で、国産ロボットが近く投入される見通しになった。
 千葉工大や東北大などの研究チームが開発した災害救助支援ロボットで、原発調査用に急きょ改造された。
政府と東電が設置した事故対策統合本部でロボット技術の導入検討を担当する浅間一・東大教授が24日、明らかにした。
 投入されるのは、化学テロなどの際に、人間に代わって現場に入り、情報収集をするロボット「Quince(クインス)」。
全長66センチ、幅48センチで、無限軌道(クローラー)で覆われた、戦車のような姿。
側面には四つの小型クローラーが付いており、「がれきの走破性能は世界一」(田所諭・東北大教授)という。
 原子炉建屋内は遠隔操作の電波が届かない場所もあるため、2台1組でロボットを運用するよう改造した。
1台は長さ500メートルのケーブルを使って、隣接するタービン建屋から人間が遠隔操作し、中継用ロボットとして建屋1階に待機させる。
もう1台は階段を上って2階以上を調べ、建屋内の映像をはじめ、温度・湿度、放射線量などのデータを中継ロボット経由で送る。

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