気になるニュース! 7 月 12 日


@(1JOUK)南相馬から出荷肉牛、基準値の7倍のセシウム検出


@(1JOUK)南相馬から出荷肉牛、基準値の7倍のセシウム検出  8:02Z 

   福島県南相馬市から出荷した肉牛に放射性セシウムが含まれていた問題で、出荷された6頭のうち2頭の牛肉から検出されたセシウム量は3400ベクレルと2200ベクレルで、3400ベクレルを検出した肉の一部はすでに消費されているという。
この肉を食べたとしても少量であることから直ちに障害が出ることは無いということだが、やはり心配ですね。
では何故牛肉からセシウムが検出されたかというと、このセシウムが検出された牛肉を出荷した農家が、屋外で保管されていた干しわらを給餌していたことが原因と見られている。
ただこの地域で飼育されている肉牛から放射性セシウムが検出されたことに対しては大して驚くことは無いのだが、何故そういう肉牛の出荷が行われていたかについては甚だ疑問が残りますね。
この地域の出荷に際して、農林水産省が「体の表面の放射線量を検査すれば出荷は認める」としていたことは非常に驚くべきことですね。
国民の食の安全の観点からすれば、何故このような基準を設けてしまったのかが一番問題となるところでしょう。
畜産農家に配慮して決めたのだとすれば、国民を犠牲にすることを分かっていながら補償問題を避けるために行ったものと見られる国民無視の暴挙である。


2頭の牛肉からもセシウム=流通は10都道府県に―東京都
時事通信 7月12日(火)1時31分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110712-00000007-jij-soci

 福島県南相馬市の農家が出荷した肉牛から放射性セシウムが検出された問題で、東京都は11日、この農家が出荷した6頭のうち2頭の牛肉から食品衛生法の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を大幅に超える3400ベクレルと2200ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。
牛肉の一部は消費者に販売された可能性があるという。
 6頭は、既にセシウムが検出された11頭と同じ農場で飼育されていた。
都はまた、6頭の牛肉の流通先が10都道府県に及ぶことも明らかにした。
 都が調べたのは、都内の卸業者がせり落とした2頭の枝肉。
消費された可能性があるのは3400ベクレルを検出した肉の一部で、2200ベクレルを検出した肉は全て販売業者が保管している。

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