μSv/時 | μSv/日 | μSv/年 | mSv/年 | |
国が定め問題となっている基準
年間被爆量を20mシーベルト以下 1ミリシーベルト/年は国際組織が示している、平常時の安全限度基準 |
0.01 | 0.24 | 87.6 | 0.0876 |
0.05 | 1.2 | 438 | 0.438 | |
0.1 | 2.4 | 876 | 0.876 | |
0.11 | 2.739 | 1000 | 1 | |
0.5 | 12 | 4380 | 4.38 | |
1 | 24 | 8760 | 8.76 | |
1.5 | 36 | 13140 | 13.140 | |
2 | 48 | 26280 | 26.280 | |
2.2831 | 54.795 | 20000 | 20 | |
2.5 | 60 | 21900 | 21.9 |
ベクレル(Bq)、シーベルト(Sv)の換算
報道などでベクレル(Bq)をシーベルト(Sv)に置き換えた場合の数値が紹介されている。
定義・性質の異なる単位を正確には換算できないと思われるが、以下のように換算が行われている。
例えばホウレンソウ1kgにヨウ素131が2000ベクレル(Bq)あるとする。
これを 2000 Bq/kg と表す。
これに放射性核種に対する実効線量係数(下表参照)というものを用いてベクレルをシーベルトに換算する。
ベクレルの値にヨウ素131の実効線量係数(経口摂取の場合) 2.2×10-8 をかける。
2000 Bq/kg × 2.2×10-8 Sv/Bq = 0.000044 Sv/kg
となる。
Sv/kg は 1kg当たりのシーベルト。
mSv や μSv で表すと以下のようになる。
0.000044 Sv/kg = 0.044 mSv/kg = 44 μSv/kg
ベクレルは1秒当たりで定義されている単位ですが、換算されたシーベルト値は体内に取り込んだ放射性物質が体内に存在している間に人体に影響を及ぼすと思われる線量。
線量の積分期間は、作業者および成人の一般公衆で50年、子どもでは摂取した年齢から70歳まで。
摂取した放射性物質は時間とともに減少し、減少する早さは放射性物質の種類により異なります。