四字熟語 | 読み方 | 意味 |
大悪無道 | たいあくむどう | 道徳にそむく、きわめてひどい悪い行い。 |
大安吉日 | たいあんきちじつ | 暦の上で万事うまくいくとされる日のこと。 |
大異小同 | だいいしょうどう | 細かい点では一致するが、大きな点では全く異なっていること。 |
大衣広帯 | たいいこうたい | 大きなすそのある服を着て、はばの広い帯を締めるの意味で、儒者の着る服。 |
大隠朝市 | たいいんちょうし | 非凡な隠者は山中などにいるのではなく、市中に住み、俗人の中で超然と暮らしているものである。 |
大海一粟 | たいかいいちぞく | 広大なところに、たいへん小さいもののあることのたとえ。 |
大喝一声 | だいかついっせい | 大声で叱りつけること。 |
大喝一番 | だいかついちばん | 最初に大きな声で怒鳴りつけること。 |
大官貴顕 | たいかんきけん | 地位や身分が高く、世に知られている人。 |
大願成就 | たいがんじょうじゅ | 願いが遂げられること。大願が神仏の加護によってかなえられること。 |
大器小用 | たいきしょうよう | 才能のすぐれた者を使いこなせないこと。大きな器を小さなことに使うなという意味。 |
大器晩成 | たいきばんせい | 大人物は時間をかけて晩年に成功するということ |
大義名分 | たいぎめいぶん | 何か事をするにあたっての根拠。やましくない口実。ある行為のたてまえとなる理由づけや道理をいう。 |
大義滅親 | たいぎめっしん | 「大義親を滅す」とも読む。君臣の大義を果たすためには、父子の私情を捨てる。 |
大逆非道 | たいぎゃくひどう | たいへん人道にそむき、道理を無視した行為。 |
大逆無道 | たいぎゃくむどう | 道理や人の道を甚だしく踏みはずした行為。 |
大慶至極 | たいけいしごく | この上もなくめでたいこと。 |
大言壮語 | たいげんそうご | 意気盛んに、大変勇敢で大きなスケールの話しをすること。壮言大語。 |
大悟徹底 | たいごてってい | 物事の本質・真理を悟って執着心・煩悩を断ち切り、吹っ切れた心境になること。 |
大根役者 | だいこんやくしゃ | 演技の才能に乏しい俳優。 |
大山鳴動 | たいざんめいどう | 大きい山がうなりを発して揺れ動く。大きな騒ぎのたとえ。泰山鳴動。 |
大死一番 | だいしいちばん | 仏教語で、己を捨てて心を無にし、仏法に徹すること。転じて、一度死んだつもりになってがんばること。 |
大慈大悲 | だいじだいひ | 大きくて際まりのない慈悲。 |
大所高所 | たいしょこうしょ | 枝葉末節にとらわれない広い視野、大きな観点のこと。大局的に物事を見るこ。 |
大信不約 | だいしんふやく | 本当の信頼関係にあれば、約束なんかしなくとも守れるという事。 |
大人君子 | たいじんくんし | 徳が高く立派な人。 |
大人虎変 | たいじんこへん | 盛徳の者が天下を治めるときは、虎の毛皮の縞模様のようにその理由がはっきりと明らかであるということ。 |
大人大耳 | たいじんたいし | 徳が高く、心に余裕のある人は、細かなことをいちいち耳にとめないことをいう。 |
大政復古 | たいせいふっこ | 昔のように、天皇が行う政治体制にかえすこと。 |
大政奉還 | たいせいほうかん | 政権を天皇にお返しすること。 |
大声疾呼 | たいせいしっこ | 大きな声でしきりに叫ぶこと。 |
大胆巧妙 | だいたんこうみょう | 度胸があり、優れて上手なこと。 |
大胆不敵 | だいたんふてき | 度胸があって物事を恐れないこと。また、そのようす。敵を敵とも思わないこと。 |
大胆奔放 | だいたんほんぽう | 度胸があり、周囲にとらわれずに思い通りに振る舞うこと。 |
大椿之寿 | だいちんのじゅ | 長寿。長命。長生き。大椿は上古の大木の名前。その三万二千年が人間の一年にあたる。 |
大同小異 | だいどうしょうい | 少しは違っていても、大体は同じなこと。似たりよったり。 |
大同団結 | だいどうだんけつ | いくつかの団体や党派が、多少の意見の差をかまわずに一つにまとまり、共通の目的に向かうこと。 |
大盤振舞 | おおばんぶるまい | 気前よく盛大に人に物を与えたり、ご馳走をふるまったりすること。 |
大風呂敷 | おおぶろしき | 誇張していうこと。 |
大兵肥満 | たいひょうひまん | 大きな体で太っていること。また、その人。 |
大欲非道 | たいよくひどう | 欲が深くて慈悲心がなく、残酷なこと。 |
大厦高楼 | たいかこうろう | 大きな家屋とたかどの。豪壮な建物をいう。 |
大廈高楼 | たいかこうろう | 高い建物と大きな家。大きくて立派な家。 |
大旱雲霓 | たいかんうんげい | 日照がつづいているときに雨の前兆である雲や虹を待ち焦がれるように、ある物事の到来を切望することのたとえ。 |
大旱慈雨 | だいかんじう | 大旱魃を迎え、ただひたすらに恵み雨の降ることを渇望すること。 |