四字熟語 | 読み方 | 意味 |
桜花爛漫 | おうからんまん | 桜の花が満開になって咲き乱れているようす。 |
奥義秘伝 | おうぎひでん | 学芸・武術などで、容易には人に伝えない奥深くて最も大切な事柄。 |
応急措置 | おうきゅうそち | 急を要する時に、間に合わせとして行うさしあたっての処置。 |
応急手当 | おうきゅうてあて | 緊急の場合に、さしあたって行う処置。 |
横行闊歩 | おうこうかっぽ | いばって歩き回る。思いのままに振る舞う。 |
王公貴人 | おうこうきじん | 王や皇帝、諸侯など、身分の非常に高い人。 |
横行公子 | おうこうこうし | 蟹の別名。 |
王侯将相 | おうこうしょうしょう | 身分が高く、勢力のある人々をいう。 |
王公大人 | おうこうたいじん | 身分の尊い人。 |
横行跋扈 | おうこうばっこ | 威張ってわがまま勝手に振る舞うこと。 |
横行覇道 | おうこうはどう | 権勢をたのんで横暴な振る舞いをする。力づくで無理を通し、のさばりかえること。 |
鴬語花舞 | おうごかぶ | 春の情景を感覚的に詠った詩句。花が静かに舞い散るあたりで鴬が美しい声を響かせている「春爛漫」の風物詩。 |
黄金時代 | おうごんじだい | 理想的な最良の時代。また、最も盛んな時代。 |
黄金分割 | おうごんぶんかつ | 小部分と大部分の比例が、大部分と全体の比に等しくなるように分割すること。 |
王佐之材 | おうさのざい | 帝王を助けることのできる才能。 |
往事渺茫 | おうじびょうぼう | 友人を選ぶ時の心得を述べた言葉で、交際して有益な三種の友人(正直、誠実、博識)のこと。 |
往事茫茫 | おうじぼうぼう | 昔のことがぼんやりしていて定かでないこと。 |
往事茫々 | おうじぼうぼう | 昔のことがぼんやりしていて定かでないこと。往時茫茫。 |
王政復古 | おうせいふっこ | 武家政治や共和制が廃止されて、もとの君主政治にもどること。 |
横説縦説 | おうせつじゅうせつ | 縦横自在に説く。 |
横説豎説 | おうせつじゅせつ | 縦横自在に説く。豎はたて。 |
王道楽土 | おうどうらくど | 王道によって治められる、楽しく平和な国土。 |
懊悩焦慮 | おうのうしょうりょ | 悩みもだえ、気をもんで苦しむこと。 |
懊悩呻吟 | おうのうしんぎん | 悩みもだえて、苦しみうめくこと。 |
懊悩輾転 | おうのうてんてん | 深い悩みや悲しみのために眠ることができずに、何度も寝返りをうつこと。 |
懊悩煩悶 | おうのうはんもん | 悩みもだえて苦しむこと。煩悶懊悩はんのうおうもん。 |
椀飯振舞 | おうばんぶるまい | 気前よくご馳走したり、物を与えたりすること。 |
横眉怒目 | おうびどもく | 眉をつり上げ目を怒らす。険しい目付きで睨みつけるさま。目くじらをたてる。 |
応病与薬 | おうびょうよやく | 病気の種類に応じて最も適した薬を与えること。人に応じて法を説くたとえ。 |
往返徒労 | おうへんとろう | むだに往復する。無駄足を踏むこと。 |
応報覿面 | おうほうてきめん | 仏教で、行為の善悪によって起こる吉凶・禍福の報いが、直ちに現れること。 |
横目之民 | おうもくのたみ | 人民。人の目は横になっているからいう。 |
王門伶人 | おうもんれいじん | 富貴の人にこびへつらう人。伶人はたいこ持ち。 |
鷹揚自若 | おうようじじゃく | どっしり落ち着いて動じないこと。 |
甕裏醯鶏 | おうりけいけい | 世間知らずの小人のこと。孔子が老子と会見したあとで、弟子の顔回に向かって、自分はあたかも甕の裏(うち)の酒や酢にわく醯鶏(かつおむし:小さな羽虫)のようにつまらない者であるといった故事。 |
大盤振舞 | おおばんぶるまい | 気前よく盛大に人に物を与えたり、ご馳走をふるまったりすること。 |
大風呂敷 | おおぶろしき | 誇張していうこと。 |
岡目八目 | おかめはちもく | 碁を見物していると、対局者よりもずっと先の手まで見越して形勢が読める。転じて、傍観者のほうが当事者よりもかえって物事の状況がよくわかることを言う。 |
傍目八目 | おかめはちもく | 傍観者のほうが当事者よりもかえって物事の状況がよくわかることを言う。 |
屋烏之愛 | おくうのあい | 愛が深まるとその人の関係するものまでいとおしく思えること |
屋下架屋 | おくかかおく | 屋根の下にまた屋根を架けるように、無益で余計なことをすること。 |
屋上架屋 | おくじょうかおく | 意味のないことを繰り返し行なうこと。屋根の上に屋根を作る。 |
億万長者 | おくまんちょうじゃ | 非常に多くの金や財産を持っている人。大金持ち。 |
屋梁落月 | おくりょうらくげつ | 友を思う気持の深いこと。杜甫が李白を夢に見て、覚めても李白の幻が家の梁にかかっているように思ったという詩。 |
乙夜之覧 | おつやのらん | 天子の書見。中国で昔、天子は昼間政務に忙しいので、午後十時過ぎに読書をしたこと。 |
汚名返上 | おめいへんじょう | 以前の失敗などで受けた不名誉を、自分の力で取り除くこと。 |
恩威並行 | おんいへいこう | 恩賞と刑罰とが並行して行われること。 |
温恭直諒 | おんきょうちょくりょう | おとなしくうやうやしく、正直で誠があること。 |
温言慰謝 | おんげんいしゃ | ものやわらかな言葉でいたわり慰める。 |
温厚質実 | おんこうしつじつ | 穏やかで優しく、飾り気がなくて誠実なこと。 |
温厚淡泊 | おんこうたんぱく | 穏やかで優しく、飾り気がなくてさっぱりしていること。 |
温厚篤実 | おんこうとくじつ | おだやかで誠実な様 |
温故知新 | おんこちしん | 古きを温め、新しきを知る。経験のない新しいことを進めるにも、過去を充分学ぶことから知恵を得ようということ。 |
温柔敦厚 | おんじゅうとんこう | 穏やかで優しく、親切で心遣いのこまやかなこと。柔和で誠実なこと。 |
恩讎分明 | おんしゅうぶんめい | 恩には恩で、あだにはあだで報いるということを、はっきりすること。 |
恩恤之典 | おんじゅつのてん | 恵みのさた。あわれみ恩恵を施して救う式典。法事。 |
温順篤実 | おんじゅんとくじつ | 穏やかでおとなしく、誠実で人情深いこと。 |
音信不通 | おんしんふつう | 便りや連絡が絶え、まったく様子がわからないこと。 |
温清定省 | おんせいてんせい | 親に孝養を尽くすこと。親が快適に過ごせるように心配りすることをいう。 |
怨憎会苦 | おんぞうえく | 自分が恨んでいる人や憎んでいる人とも会わなければならないという苦しみ。 |
恩沢洪大 | おんたくこうだい | 注がれる慈しみや恵がきわめて大きいこと。特に、王や皇帝などの寵愛によるものをいう。 |
穏着沈黙 | おんちゃくちんもく | 穏やかで落ち着いていて、無口なこと。 |
怨敵退散 | おんてきたいさん | 恨みある敵よ、退散せよという意味。法力を用いて仏敵・魔障などを降し伏せようとするとき、祈願などで唱えることば。 |
音吐朗朗 | おんとろうろう | 発声が明瞭、声量が豊かで響きわたるようす。 |
乳母日傘 | おんばひがさ | 乳母が抱き、日傘をさしかけるように大切に、恵まれた環境で子供を育てること。 |
厭離穢土 | おんりえど | 煩悩に汚れた、悪の多いこの世を嫌い、離れてしまうこと。 |
怨霊怪異 | おんりょうかいい | 怨みを抱いて死んだ者の霊が、それをはらそうとして引き起こす怪奇な現象。また、その霊が化け物となったものをいう。 |
温良恭倹 | おんりょうきょうけん | 温和でやさしくおだやかに、人をうやまってつつましく接すること。 |
温良貞淑 | おんりょうていしゅく | 穏やかで素直で、操を正しく守り、しとやかなこと。 |
温良篤厚 | おんりょうとっこう | 穏やかで素直で、人情の厚いこと。 |
温良優順 | おんりょうゆうじゅん | 穏やかで素直で、優しく従順なこと。 |
温和勤勉 | おんわきんべん | 穏やかで優しく、何事にもよく勤め励むこと。 |
温和丁寧 | おんわていねい | 穏やかで優しく、心が行き届いていること。 |
温和篤厚 | おんわとっこう | 穏やかで人と争わず、人情の厚いこと。 |
温和怜悧 | おんわれいり | 穏やかで優しく、賢いこと。 |