四字熟語 | 読み方 | 意味 |
四夷八蛮 | しいはちばん | 昔の中国で、四方八方の異民族をさげすんでいった語。転じて、四方八方の、帰順しない者。 |
四海一家 | しかいいっか | 真心と礼儀を尽して他者に交われば、世界中の人はみな兄弟のように仲良くなること、またそうすべきであること。「四海」は四方の海、転じて天下。世界中の意。 |
四海兄弟 | しかいけいてい | 世界中の人々が兄弟のように仲良くすべきであるということ |
四海五湖 | しかいごこ | 天下世界をいう。 |
四海困窮 | しかいこんきゅう | 天下の人民が困ってしまう。 |
四海同胞 | しかいどうほう | 天下の人はみな兄弟のように分け隔てなく親しむべきだということ。 |
四角四面 | しかくしめん | 性格などが厳格なこと。非常に真面目(まじめ)なこと。堅苦しいこと。 |
四角八面 | しかくはちめん | 厳格なこと。堅苦しいこと。またはその様。四角四面。四方八方。 |
四規七則 | しきななそく | 茶道、千利休が説いた茶のこころ。四規は「和」「敬」「静」「寂」、「和敬」は茶会において主客がもっぱらとすべき精神、「静寂」は茶室・茶庭・茶器など全般にそなわるべき精神をいう。 |
四苦八苦 | しくはっく | 非常な苦しみ。さんざん悩み、苦労すること。 |
四月馬鹿 | しがつばか | エイプリルフール |
四弦一揆 | しげんいっぱつ | 琵琶の四つの弦が一斉にかき鳴らされること。またそれが絹を裂くような悲しげな音をたてること。「撥」は楽器の弦をはねること、またそのための道具。絃は弦とも書く。 |
四絃一声 | しげんいっせい | 琵琶の四つの弦が一斉にかき鳴らされること。またそれが絹を裂くような悲しげな音をたてること。「撥」は楽器の弦をはねること、またそのための道具。絃は弦とも書く。 |
四向四果 | しこうしか | 小乗仏教において、修行の段階を四つの「果(結果・到達)」に分類したもの、「四向」は「四果」に至るための修行の段階。順に・預流向(よるこう)・預流果(よるか)・一来向(いちらいこう)・一来果(いちらいか)・不還向(ふげんこう)・不還果(ふげんか)・阿羅漢向(あらかんこう)・阿羅漢果(あらかんか) |
四荒八極 | しこうはっきょく | 世界の隅々まで。世界のあらゆる場所をさす。「四荒」は四方の果てのえびすの住む地北方の觚竹,南方の北戸,西方の西王母,東方の日下。「八極」は八方の遠方の地,八方の地の果ての所をいう。 |
四塞之地 | しそくのち | 四方がふさがっていて、攻めにくい地。 |
四散五裂 | しさんごれつ | ちりぢりばらばらに分かれること。 |
四捨五入 | ししゃごにゅう | 概数にする方法の1つで、必要な位の1つ下の位の数が4,3,2,1,0のときは切り捨て、5,6,7,8,9のときは切り上げることを四捨五入という。 |
四十不惑 | しじゅうふわく | 四十歳で人生に迷わなくなること。 |
四書五経 | ししょごきょう | 儒学の重要な書物。儒学を学ぶための基本となる中国の書物の総称。 |
四戦之地 | しせんのち | 山や川の険しいところがなく、四方から攻撃される土地。 |
四鳥之別 | しちょうのわかれ | 親子の別れのこと、中国、桓山の鳥が四羽の子を産んだが、これらの子が育ち飛び立っていくとき、母鳥が悲しんで鳴いて送ったという故事から。 |
四通八達 | しつうはったつ | 往来の激しい賑やかな所をさす。いろいろな方面に道が通じていること。 |
四百四病 | しひゃくしびょう | 病気のすべて。 |
四百余州 | しひゃくよしゅう | 中国全体の称。 |
四分五裂 | しぶんごれつ | ちりぢりばらばらに分裂して秩序・統一を失い、乱れている様子。 |
四方之志 | しほうのこころざし | 四方をめぐる志。四方を征伐しようとする志。諸国の記録。 |
四方之民 | しほうのたみ | 天下四方の民。国々の民。 |
四方八方 | しほうはっぽう | あらゆる方向(方面。 |
四面楚歌 | しめんそか | 助けがなく、周囲が敵や反対者ばかりであること。 |
四六時中 | しろくじちゅう | いつもの意。一日中。四六は24時間で一日中のこと。 |
四六駢儷 | しろくべんれい | 漢文の文体。四字と六字から成る対句を多用する華麗な文体。誇大で華美な文辞を用い、典故のある語句を繁用し、平仄(ひようそく)を合わせて音調を整えるのが特徴で、朗誦に適する。漢・魏(ぎ)の時代に起こり、南北朝時代に盛んに行われた。四六駢儷文。 |
四衢八街 | しくはちがい | 大通りが幾つもある大きな市街。四通八達の地。 |