四字熟語 | 読み方 | 意味 |
天威咫尺 | てんいしせき | 天子の側に仕える事。咫尺は近い意味。 |
天衣無縫 | てんいむほう | (人柄などが無邪気で飾り気がなく、素直で自然のままの様子。 |
天井桟敷 | てんじょうさじき | 劇場などで、二階もしくは三階などの天井に近く、一番後方にこしらえてある見物席で、下等席。 |
天下一品 | てんかいっぴん | 他に比べるものがないほどすぐれていること(もの。 |
天下一枚 | てんかいちまい | 天下すべてが一様であること。世間一般に共通であること。 |
天下三分 | てんかさんぶん | 昔、中国で魏・呉・蜀の三つに分かれて、互いに対立したこと。 |
天下治平 | てんかちへい | 世の中がたいへん平和なこと。 |
天下太平 | てんかたいへい | 世の中が極めて穏やかに治まっていて平和であること。安穏無事でのんびりしているさま。 |
天下泰平 | てんかたいへい | 世の中が極めて穏やかに治まっていて平和であること。安穏無事でのんびりしているさま。 |
天下第一 | てんかだいいち | 全国、または全世界に並ぶものがないほど優れていること。 |
天下無双 | てんかむそう | 天下に比べるものがない。 |
天下無敵 | てんかむてき | 世の中に並ぶものがないほど優れていること。 |
天下模楷 | てんかのもかい | 天下の模範。世の手本。 |
天涯孤独 | てんがいこどく | 身寄りがこの世にひとりもいないこと。また異郷にただ独りで暮らすこと。 |
天涯地角 | てんがいちかく | 天の果てと地の隅、遠く離れていることのたとえ。 |
天涯比隣 | てんがいひりん | 遠く離れていても心は近くにいるような親しい気持ち。 |
天涯放浪 | てんがいほうろう | 遠く故郷を離れて、当てもなくさ迷い歩くこと。 |
天空海闊 | てんくうかいかつ | 大空にさえぎるものがなく、海が広々と果てしなく大きいこと。転じて、度量が大きく包容力に富むこと。 |
天空海濶 | てんくうかいかつ | 大空にさえぎるものがなく、海が広々と果てしなく大きいこと。度量が大きく包容力に富む。 |
天香国色 | てんこうこくしょく | 牡丹の別名。 |
天災地変 | てんさいちへん | 自然界に起こるさまざまな災害や異変。地震、台風、落雷、洪水など。 |
天子之気 | てんしのき | 天子または将来天子となるべきもののいる所に立ち上る雲気。 |
天資英邁 | てんしえいまい | 生まれつき、才知が非常に優れていること。 |
天壌無窮 | てんじょうむきゅう | 天地とともに窮(きわまりのないこと。永遠に続くこと。 |
天真爛漫 | てんしんらんまん | 自然のままで飾り気がなく、偽りのないさま。ありのままの真情が言動に現われること |
天神地祇 | てんしんちぎ | 天の神と地の神。すなわち、すべての神々。 |
天人五衰 | てんにんのごすい | 天人が死ぬときに現れるという五つの死相。 |
天然自然 | てんねんしぜん | あるがままに、人の手が加わらないで存在する状態。 |
天造草昧 | てんぞうそうまい | 天運がまだ開けず、物事が乱れていて秩序がないこと。 |
天地開闢 | てんちかいびゃく | 天地の開け初め。天地発生のとき。 |
天地神明 | てんちしんめい | 天地の神々。「天地神明に誓って」の形で用いられることが多い。 |
天地父母 | てんちのふぼ | 天子。天子は万民を子のように慈しむものであることからいう。 |
天地無用 | てんちむよう | 「(荷物、貨物などをさかさまにするな」という意味の注意を与える言葉。 |
天地悠久 | てんちゆうきゅう | 天地は永久に尽きることがない。 |
天長地久 | てんちょうちきゅう | 天地は永久に尽きることがない。 |
天日之表 | てんじつのひょう | 万物を照らす太陽のように慈悲深い人相。 |
天之美禄 | てんのびろく | 酒のこと。天が与えた見事な賜物の意味。 |
天之暦数 | てんのれきすう | 天子の位を受け継ぐ順序。そのめぐり合わせ。 |
天罰覿面 | てんばつてきめん | 天の下す罰がたちどころに現れること。悪事のむくいが自然に与えられること。 |
天府之土 | てんぷのど | 産物が豊かで、自然の宝庫となっている地。 |
天覆地載 | てんぷうちさい | 天地。世界。天が覆い、地が載せる限りのところ。転じて、広大な仁徳。 |
天淵之差 | てんえんのさ | 物事の差がはなはだしいこと。天とふちほどの差。 |
天変地異 | てんぺんちい | 天上界に現われる異変と、地上に起こる異変。天地自然の中で起こる異変・災害。 |
天歩艱難 | てんぽかんなん | 天運が開けず、時勢が難しいこと。 |
天網恢恢 | てんもうかいかい | 天の網は大きすぎて目があらいようだが、物をすくい漏らすことはない。悪事をすれば必ず天罰を受ける意。 |
天佑神助 | てんゆうしんじょ | 天の助け、神の加護。思いがけない偶然によって助かることのたとえ。 |
天理人情 | てんりにんじょう | 天の道理と、人の心。世の中で正しいとされるものごとや、人に受け入れられたりするものごと。 |
天理人道 | てんりじんどう | 自然の道理と、人として行うべき正しい道。世の中で正しいとされる物事。 |