四字熟語 | 読み方 | 意味 |
弊衣破帽 | へいいはぼう | 破れてぼろぼろの衣服や帽子。身なりに気を使わず、粗野でむさくるしいこと。 |
弊衣蓬髪 | へいいほうはつ | 破れた衣服と、手入れをしていない頭髪。みすぼらしい身なりのたとえ。 |
平易明快 | へいいめいかい | たやすく理解でき、筋道が明らかなこと |
平穏無事 | へいおんぶじ | 静かで何もおこらないようす。穏やかで、変わったことがないこと。 |
兵革之事 | へいかくのこと | 戦争。 |
兵革之士 | へいかくのし | 戦士。兵卒。 |
並駕斉駆 | へいがせいく | 馬を並べて一緒に駆けること。 |
兵貴神速 | へいきしんそく | 戦争では一瞬の遅速で運命が決まる。用兵を動かすのは敏速果敢でなければいけない。 |
閉月羞花 | へいげつしゅうか | 美人を形容する言葉。月は雲間に隠れてしまい、花も恥じらってしぼんでしまう。 |
平原督郵 | へいげんとくゆう | 悪酒の異名。晉の桓温の下役のものが、よい酒を青州従事、悪い酒を平原督郵といった故事に基づく。青州には斉郡があり、平原には鬲県があったので、斉を臍(へそ)、鬲を膈(胸のあたり)に音を通わせ、よい酒はへそのあたりまで通り、悪い酒は胸のあたりにつかえるの意味から用いた隠語。 |
平衡感覚 | へいこうかんかく | バランスのとれた考え方や感じ方。 |
閉戸先生 | へいこせんせい | 年中、戸を閉め切って読書にふける人。学問に没頭する人物。 |
平沙万里 | へいさばんり | 果てしなく広がっている砂漠。 |
兵車蹂蹴 | へいしゃじゅうりん | 軍隊の車が踏みにじり蹴立てること。また、その被害を受けること。 |
兵車之会 | へいしゃのかい | 兵車を率い武力によって行う会合。 |
并州之情 | へいしゅうのじょう | 第二の故郷ともいえる所を懐かしむこと。唐の賈島が長く并州に住み、去るとき、并州を故郷だといって別れを惜しんだ故事。 |
秉燭夜遊 | へいしょくやゆう | 人生ははかなく短いので、せめて夜も灯(あかり)をともして遊び、生涯を楽しもうということ。「秉(と)る」は持つことで、灯をともして夜も遊ぶということ。 |
平身低頭 | へいしんていとう | ひれ伏して、地面に頭をつけること。へりくだって恐縮するさま。 |
萍水相逢 | へいすいそうほう | 「いすいあいあう」とも読む。「萍」は浮き草、水草。浮き草が水の流れに漂っているように、人が人に偶然出合うこと。 離れているものが偶然一つになることをいう。 |
弊絶風清 | へいぜつふうせい | 悪事・悪習が絶えて風習が改まってよくなる。政治の行き届いた状態をたとえていう。 |
平談俗語 | へいだんぞくご | 日常の会話にふつうに現われるような、ふつうの言葉。 |
平談俗話 | へいだんぞくわ | 日常の会話にふつうに現われるような、ふつうの言葉。 |
平旦之気 | へいたんのき | 夜明けの清明な気持。明け方のすがすがしい精神。 |
平地風波 | へいちのふうは | 穏やかな所に、しいて波風を起こす。わざと争いを起こすたとえ。 |
兵馬倥偬 | へいばこうそう | 戦争で忙しいこと。世の困難多事なさま。倥偬は忙しい、また、苦しいこと。 |
平伏叩頭 | へいふくこうとう | 土下座したり、地面に頭をつけたりすること。相手に対してひどくうやうやしい態度をとることのたとえ。 |
平平坦坦 | へいへいたんたん | きわめて平らなこと。何の変化もないさま。 |
平平凡凡 | へいへいぼんぼん | 普通の人と同じで特に優れた点や変わった特色のないこと。平々凡々。 |
平凡陳腐 | へいぼんちんぷ | 古臭くありふれていて、面白みのないこと。 |
平明之治 | へいめいのち | 公平で明らかな政治。 |
平和共存 | へいわきょうぞん | 多くの人々が協力して、穏やかにすごすこと。 |
平和克服 | へいわこくふく | 戦争が終わって再び平和な世の中になること。 |
碧波浩蕩 | へきはこうとう | 青々とした海水を広々とたたえているありさま。 |
碧落一洗 | へきらくいっせん | 大空がからりと晴れること。青空を雨で一洗いした意味。 |
壁立千仞 | へきりつせんじん | 岩が高く切り立っていること。 |
偏狭頑固 | へんきょうがんこ | 心がかたよって狭く、かたくななこと。 |
変幻自在 | へんげんじざい | 自分の思い通りに変化したり、現われたり消えたりすること。種々変化すること。 |
変幻出没 | へんげんしゅつぼつ | あちこちにまぼろしのようにたちまち現れ、たちまち消えること。 |
片言隻句 | へんげんせきく | ちょっとした短い言葉の意。ひとことふたこと。 |
片言隻語 | へんげんせきご | ほんの一言、わずかな言葉 |
片言隻辞 | へんげんせきじ | わずかな言葉。ひと言、ふた言。 |
片言半句 | へんげんはんく | わずかなことば。 |
片詞隻句 | へんしせきく | わずかな言葉。ひと言、ふた言。 |
変身願望 | へんしんがんぼう | 自分ではない他のものに姿を変えたい願望 |
辺幅修飾 | へんぷくしゅうしょく | 体裁を繕うこと。また、うわべや外見を飾り見栄を張ること。 布の縁をかがって、ほころびのないようにする意から。 |
偏旁冠脚 | へんぼうかんきゃく | 漢字の「偏」「旁 (つくり) 」「冠 (かんむり) 」「脚 (あし) 」のこと。 |