四字熟語 | 読み方 | 意味 |
思案投首 | しあんなげくび | 名案が浮かばず、困りきって首を傾けていること。 |
詩歌管弦 | しいかかんげん | 漢詩、和歌と音曲などの風流な趣味。 |
尸位素餐 | しいそさん | 高位の者がなにもせずに高給をとること。 |
四夷八蛮 | しいはちばん | 昔の中国で、四方八方の異民族をさげすんでいった語。転じて、四方八方の、帰順しない者。 |
四海一家 | しかいいっか | 真心と礼儀を尽して他者に交われば、世界中の人はみな兄弟のように仲良くなること、またそうすべきであること。「四海」は四方の海、転じて天下。世界中の意。 |
四海兄弟 | しかいけいてい | 世界中の人々が兄弟のように仲良くすべきであるということ |
四海五湖 | しかいごこ | 天下世界をいう。 |
四海困窮 | しかいこんきゅう | 天下の人民が困ってしまう。 |
四海同胞 | しかいどうほう | 天下の人はみな兄弟のように分け隔てなく親しむべきだということ。 |
四角四面 | しかくしめん | 性格などが厳格なこと。非常に真面目(まじめ)なこと。堅苦しいこと。 |
四角八面 | しかくはちめん | 厳格なこと。堅苦しいこと。またはその様。四角四面。四方八方。 |
四月馬鹿 | しがつばか | エイプリルフール |
徙家忘妻 | しかぼうさい | 物忘れのひどい人、健忘症のたとえ。 |
祗管打坐 | しかんたざ | 禅宗で、余念を交えず、ひたすらに坐禅をすること。 |
只管打座 | しかんたざ | ただひたすらに座禅することをいう。 |
只管打坐 | しかんたざ | 余念を交えず、ただひたすら座禅すること。▽ |
士気高揚 | しきこうよう | 兵士の意気を高くあげること。また、人々の意気を高くあげること。 |
色即是空 | しきそくぜくう | 万物はいろいろの形を備えているが、すべては現象であって、永劫不変の実体などというものはなく、本質は空である。 |
四規七則 | しきななそく | 茶道、千利休が説いた茶のこころ。四規は「和」「敬」「静」「寂」、「和敬」は茶会において主客がもっぱらとすべき精神、「静寂」は茶室・茶庭・茶器など全般にそなわるべき精神をいう。 |
至緊至要 | しきんしよう | この上なく大切である。 |
四衢八街 | しくはちがい | 大通りが幾つもある大きな市街。四通八達の地。 |
四苦八苦 | しくはっく | 非常な苦しみ。さんざん悩み、苦労すること。 |
四絃一声 | しげんいっせい | 琵琶の四つの弦が一斉にかき鳴らされること。またそれが絹を裂くような悲しげな音をたてること。「撥」は楽器の弦をはねること、またそのための道具。絃は弦とも書く。 |
四弦一揆 | しげんいっぱつ | 琵琶の四つの弦が一斉にかき鳴らされること。またそれが絹を裂くような悲しげな音をたてること。「撥」は楽器の弦をはねること、またそのための道具。絃は弦とも書く。 |
試行錯誤 | しこうさくご | 試みと失敗を繰り返しながら解決策を見いだしていくこと。困難な課題を成し遂げるためにあれこれと試み、失敗を繰り返しながら目的に向かっていくこと。 |
四向四果 | しこうしか | 小乗仏教において、修行の段階を四つの「果(結果・到達)」に分類したもの、「四向」は「四果」に至るための修行の段階。順に・預流向(よるこう)・預流果(よるか)・一来向(いちらいこう)・一来果(いちらいか)・不還向(ふげんこう)・不還果(ふげんか)・阿羅漢向(あらかんこう)・阿羅漢果(あらかんか) |
至公至平 | しこうしへい | このうえなく公平であること |
豕交獣畜 | しこうじゅうちく | ぶたを扱うように交際し、獣を飼うように養う。人を獣同様に取り扱うこと。 |
至孝貞淑 | しこうていしゅく | この上もなく孝行で、女性の操がかたく、しとやかなこと。 |
四荒八極 | しこうはっきょく | 世界の隅々まで。世界のあらゆる場所をさす。「四荒」は四方の果てのえびすの住む地北方の觚竹,南方の北戸,西方の西王母,東方の日下。「八極」は八方の遠方の地,八方の地の果ての所をいう。 |
市虎三伝 | しこさんでん | 山にいるはずの虎も、3人もの人が市にいるといえば信じてしまう。大勢の人が言うことがいつも正しいとは限らないということ |
士魂商才 | しこんしょうさい | 武士の精神と商人の才能を兼ね備えていること。実業家のモラルとして言われる語。 |
屍山血河 | しざんけつが | 死体が山のように積み重なり、血が河のように流れること。激しい戦闘のたとえ。 |
四散五裂 | しさんごれつ | ちりぢりばらばらに分かれること。 |
孜孜汲汲 | ししきゅうきゅう | せっせと励むさま。 |
志士仁人 | ししじんじん | 国家・社会のために心を尽くす人や、仁徳のある人。 |
獅子身中 | しししんちゅう | 内部から災いをもたらしたり、恩を仇で返すこと。 |
師資相承 | ししそうしょう | 師弟の間でうけつぐこと。 |
子子孫孫 | ししそんそん | 子孫を強めていう語。子孫の続く限りの意。 |
子々孫々 | ししそんそん | 孫や子供の末。子孫の続く限り。子孫代々。「子子孫孫」とも書く。 |
獅子奮迅 | ししふんじん | 獅子が奮い立って激しく進む意から、物事に対処する際の意気込み、勢いがすさまじく強いことのたとえ。 |
四捨五入 | ししゃごにゅう | 概数にする方法の1つで、必要な位の1つ下の位の数が4,3,2,1,0のときは切り捨て、5,6,7,8,9のときは切り上げることを四捨五入という。 |
四十不惑 | しじゅうふわく | 四十歳で人生に迷わなくなること。 |
泗上弟子 | しじょうのていし | 孔子の門人。孔子が泗水のほとりで弟子に教えたことから。 |
至上命令 | しじょうめいれい | 絶対に服従しなければならない命令。他のすべてに優先して行わなければならない事柄。 |
四書五経 | ししょごきょう | 儒学の重要な書物。儒学を学ぶための基本となる中国の書物の総称。 |
死屍累々 | ししるいるい | たくさんの死体が折り重なっている様子。 |
死屍累累 | ししるいるい | 死体が多く重なり合って、むごたらしいさま。 |
紫翠蒙密 | しすいもうみつ | 紫や濃い緑がこまかに立ち込める山の景色。 |
死生契闊 | しせいけいかつ | 死生を共にしようと約束し、共に努力し、共に苦しむこと。 |
至聖先師 | しせいせんし | 明代に贈られた孔子の尊号。 |
死生之際 | しせいのさい | 生死のさかい目。 |
市井之臣 | しせいのしん | 城下の人民。官につかない都の住人。 |
市井之人 | しせいのひと | 町に住む庶民。 |
市井無頼 | しせいのぶらい | 町のならず者。 |
至誠奉公 | しせいほうこう | 真心を込めて、国家や社会のために尽くす。 |
至誠憂国 | しせいゆうこく | 真心をもって国のためを思う。 |
咫尺千里 | しせきせんり | 考えようによっては、短い距離も千里の遠さに感じられることのたとえ。 |
咫尺之地 | しせきのち | 非常に狭い土地。 |
死節之臣 | しせつのしん | 命を捨てて、操を守る家臣。 |
自然淘汰 | しぜんとうた | 生物は周囲の状態に適したもののみが生存して子孫を残し、そうでないものは子孫を残さずに滅びるということ。適切なものだけが自然に選択されること。 |
四戦之地 | しせんのち | 山や川の険しいところがなく、四方から攻撃される土地。 |
自然之理 | しぜんのり | 天地自然のことわり。道理。 |
志操堅固 | しそうけんご | 物事をしようという意志が固いこと。環境などに左右されず、志を守って変えないこと。 |
四塞之地 | しそくのち | 四方がふさがっていて、攻めにくい地。 |
至大至高 | しだいしこう | この上もなく大きく高いこと。 |
至大至剛 | しだいしごう | この上なく大きく、強いこと。 |
舌先三寸 | したさきさんずん | 口先だけの巧みな弁舌。舌三寸。 |
七花八裂 | しちかはちれつ | 花びらが細かく分かれているように、バラバラにちぎれる様子。 |
七擒七縦 | しちきんしちしょう | 七回捕らえ七回放免すること。いとも簡単に捕らえるという意味。諸葛亮が孟獲を七回捕らえ七回放免したことに基づく言葉。 |
七言絶句 | しちごんぜっく | 漢詩で、七言の句が四句からなる近体詩。七絶 |
七言律詩 | しちごんりっし | 漢詩で、七言の句が八句からなる近体詩。七言律。七律 |
七十古稀 | しちじゅうこき | 七十歳まで生きる人は少ないと言うこと。唐の詩人杜甫のことば。 |
七十二湾 | しちじゅうにわん | 多くの湾をいう言葉。 |
七縦七擒 | しちしょうしちきん | 敵を七度逃がして七度捕らえる。相手を自分の思いのままにする。諸葛孔明が孟獲をとりこにした故事。 |
七生報国 | しちしょうほうこく | この世に幾度も生まれ変わり、国の恩に報いること。 |
七転八起 | しちてんはっき | 何度倒されても、その度に屈せず起き上がること。 |
七転八倒 | しちてんばっとう | 何度も何度も倒れるように、苦痛のために激しく苦しみ悶えるさま。 |
七堂伽藍 | しちどうがらん | 三門(山門ともいいます)、本堂、講堂、僧堂、庫裡(くり)、浴室、東司(とうす)(お手洗い)です。 |
七難八苦 | しちなんはっく | いろいろな災害・苦しみのこと。人間のうけるさまざまな苦難。 |
七歩之才 | しちほのさい | 詩才に恵まれていること。 |
死中求活 | しちゅうきゅうかつ | 追いつめられた状況にあって、助かる道を必死に模索すること。また、捨て身の覚悟で事に当たること。 |
四鳥之別 | しちょうのわかれ | 親子の別れのこと、中国、桓山の鳥が四羽の子を産んだが、これらの子が育ち飛び立っていくとき、母鳥が悲しんで鳴いて送ったという故事から。 |
七里結界 | しちりけっかい | 七里四方に境を作って、仏道のじゃまものを防ぐこと。 |
失意泰然 | しついたいぜん | 運に恵まれない時は、慌てず泰然として構え努力せよ。 |
四通八達 | しつうはったつ | 往来の激しい賑やかな所をさす。いろいろな方面に道が通じていること。 |
質疑応答 | しつぎおうとう | 質問とそれに対する答弁 |
疾言遽色 | しつげんきょしょく | 落ち着かない様子。早口でものを言い、あわてた顔つきをするの意味。 |
執行猶予 | しっこうゆうよ | 有罪の判決を受けた者について、情状によって刑の執行を一定期間猶予し、問題なくその期間を経過すれば刑を科さないこととする制度。 |
質実剛健 | しつじつごうけん | 飾り気がなく真面目であり、かつ心身ともに健康で強くたくましい様子。 |
質素倹約 | しっそけんやく | 贅沢でなく、つつましいこと。地味でつつましいこと。 |
叱咤激励 | しったげきれい | 激しく強い言葉や大声で人を励まして奮い立たせること。 |
七珍万宝 | しっちんまんぽう | 様々な種類の宝物のこと。 |
疾風勁草 | しっぷうけいそう | 疾風に遭うと強い草がわかる |
疾風迅雷 | しっぷうじんらい | 非常にはやい風と激しい雷。行動がすばやく激しいこと。 |
疾風怒濤 | しっぷうどとう | 時代や社会がめまぐるしく変化し、国家の形勢が大きく転換する時代を形容して言う。強い風と逆巻く荒波の様子。 |
櫛風沐雨 | しっぷうもくう | 風雨にさらされ、諸所を奔走して苦労することのたとえ。 |
執鞭之士 | しつべんのし | 御者。むちをとって貴人の先触れとなる者。転じて、卑しいことに従うもの。 |
質朴剛健 | しつぼくごうけん | 誠実で飾り毛がなく、たくましく、しっかりしていること。 |
膝癢掻背 | しつようそうはい | 膝がかゆいのに背中をかく。議論などが道理に合わないことのたとえ。 |
詩的情緒 | してきじょうちょ | 詩の感興を強く引き起こすような感情。 |
紫電一閃 | しでんいっせん | 一瞬の変化や、物事の急激な変化をいう。 |
市道之交 | しどうのまじわり | 商売上の付き合い。利欲によって結ぶ付き合い。 |
舐犢之愛 | しとくのあい | 親が子供をかわいがること。 |
士農工商 | しのうこうしょう | 昔、職業別の人民の四階級。 |
死灰復燃 | しはいふくねん | 消えた火が再び燃え始めるという意から、いったん勢いを失ったものが再び盛んになること。また、一度おさまったことが再び問題になること。 |
四百四病 | しひゃくしびょう | 病気のすべて。 |
四百余州 | しひゃくよしゅう | 中国全体の称。 |
指腹之約 | しふくのやく | まだ腹中にいる胎児を指差して結婚の約束をすること。後漢の光武帝が賈復の妻が妊娠したと聞き、その生まれてくる子をわが子と結婚させようと言った故事。 |
四分五裂 | しぶんごれつ | ちりぢりばらばらに分裂して秩序・統一を失い、乱れている様子。 |
支分節解 | しぶんせっかい | 書物などの内容を、部分部分に分けほどいて、詳しく調べる。 |
資弁捷疾 | しべんしょうしつ | 弁舌が人にすぐれてはやく、また、気がきくこと。 |
四方之志 | しほうのこころざし | 四方をめぐる志。四方を征伐しようとする志。諸国の記録。 |
四方之民 | しほうのたみ | 天下四方の民。国々の民。 |
四方八方 | しほうはっぽう | あらゆる方向(方面。 |
徙木之信 | しぼくのしん | 政治を行うものは人民を欺かないの意味。戦国時代末、秦の商鞅が法令の改正を行うにあたって国都の市の南門に三丈の木を立て、これを北門に移す者には十金を与えるとふれ、さらに五十金に増額したところ、申し出て三丈の木を移した者があったので、約束どおりその者に五十金を与えて、政府の法令の信頼すべきことを示した故事。 |
揣摩憶測 | しまおくそく | 根拠もなく自分勝手にあれこれ推量すること。 |
四面楚歌 | しめんそか | 助けがなく、周囲が敵や反対者ばかりであること。 |
鴟目虎吻 | しもくこふん | ふくろうの目つきと虎の口もと。ともに、残忍でむさぼりあきない表情。 |
社会奉仕 | しゃかいほうし | 社会の利益や福祉のために、無報酬で労力・金品などを提供する行為。 |
杓子果報 | しゃくしかほう | 食物をたくさん配分してもらうこと。おいしい食べ物にたくさんありつける好運。転じて、好運に恵まれること。 |
杓子定規 | しゃくしじょうぎ | すべてに一つの基準や感覚を当てはめて判断・処理しようとする応用や融通の利かないやり方、態度。 |
社交辞令 | しゃこうじれい | 人とうまく付き合っていくためのお世辞。リップサービス |
車載斗量 | しゃさいとりょう | 車にのせ、一斗ますで量るの意味。物が非常におおくあることのたとえ。平凡な物が数多くあることの形容。 |
奢侈淫佚 | しゃしいんいつ | 贅沢な暮らしにふけり、不道徳的でしまりのない行いを楽しむこと。 |
奢侈淫靡 | しゃしいんび | 身分以上のおごり。おごって淫らなこと。 |
洒洒落落 | しゃしゃらくらく | 性格や態度、言動などがさっぱりしていて、こだわりのない様子。また、そのような人。 |
社稷之器 | しゃしょくのき | 国政に任じうる器量・人物 |
社稷之臣 | しゃしょくのしん | 国家の大任を引き受ける大臣。国家の重臣。 |
車轍馬跡 | しゃてつばせき | 車のわだちと馬の足跡。車馬に乗って天下を巡遊すること。 |
遮二無二 | しゃにむに | 後先のことを考えず、まただがむしゃらに物事に取り組むこと。無鉄砲。周囲の状況に目を配らず強引に事を進めること。 |
羞悪之心 | しゅうおのこころ | 自分の不善を恥じ、他人の不善を憎む心。 |
秀外恵中 | しゅうがいけいちゅう | 外見が立派で頭脳も優秀である。容貌がよくて頭がよい。 |
羞花閉月 | しゅうかへいげつ | 花も恥じらい、月も隠れる。美人の容姿のすぐれて麗しい形容。 |
衆議一決 | しゅうぎいっけつ | おおぜいの議論、相談の結果、意見が一致し結論が出ること。 |
羞月閉花 | しゅうげつへいか | 美しい容姿に対して月もはじらい、花も閉じてしまう意。容姿の美しい女性を形容する語。 |
秋高馬肥 | しゅうこうばひ | 爽やかな秋をいう。 |
終始一貫 | しゅうしいっかん | 始めから終わりまで行動や態度などが変わらないこと。 |
羞渋疑阻 | しゅうじゅうぎそ | 心に恥じてためらう。恥じためらい、断行できないこと。 |
囚首喪面 | しゅうしゅそうめん | 顔かたちを飾らないこと。囚人のように頭髪に櫛を入れず、喪のときのように顔を洗わない。 |
袖手傍観 | しゅうしゅぼうかん | 手出しをしないで成り行きにまかせ、ただ見守っていること。 |
周章狼狽 | しゅうしょうろうばい | 大いにあわてること。うろたえ騒ぐこと。 |
終食之間 | しゅうしょくのかん | わずかな間。食事を済ますわずかな時間の意味。 |
洲渚歴落 | しゅうしょれきらく | 砂のなぎさが出たりかくれたりしていること。 |
衆人環視 | しゅうじんかんし | 大勢の人々が周囲を取り巻いて見ていること。 |
修身斉家 | しゅうしんせいか | 身の行いを正し、円満な家庭を築いてこそ仕事に打ち込める意。 |
終身之計 | しゅうしんのけい | 一生涯のために立てるはかりごと。自分の一生を安全に暮らすはかりごと。 |
秋霜烈日 | しゅうそうれつじつ | 草木を枯らすほど激しく厳しいもの。刑罰・意志・権威などがきわめてきびしく強いことのたとえ。 |
舟中敵国 | しゅうちゅうてっこく | 味方の中にも敵がいることのたとえ。 |
執熱不濯 | しゅうねつふたく | 「執」は物をしっかりと握ること、熱いものはつかんで洗うことができぬから、まず水を入れ冷やしてから洗う。 |
秋風索莫 | しゅうふうさくばく | 夏が過ぎて秋風が吹くと自然界が衰えを見せ、ものさみしい光景に様変わりすること。盛んだったものが衰えてものさみしくなるさま。秋風索漠 。 |
秋風索漠 | しゅうふうさくばく | 夏が過ぎて秋風が吹くと自然界が衰えを見せ、ものさみしい光景に様変わりすること。盛んだったものが衰えてものさみしくなるさま。 |
従容不退 | しゅうようふたい | ゆったりと落ち着いていて慌てないこと |
聚斂之臣 | しゅうれんのしん | 地位を利用し、上の権力をかさに来て人民を厳しく責め、租税または財貨をむさぼり取る臣。 |
主客転倒 | しゅかくてんとう | 主要なことと些細なことを取り違えること |
主義主張 | しゅぎしゅちょう | 各人の持つポリシ−。常に守って変えない一定の考え・方針・思想上の立場。 |
縮衣節食 | しゅくいせっしょく | 節約すること。 |
菽水之歓 | しゅくすいのかん | 豆を食い水を飲み貧しく暮らしながら親を喜ばせる。貧苦にめげず親に孝養をを尽くすこと。 |
菽水之観 | しゅくすいのかん | 貧しい暮しをしてもそれに耐えて親に孝行すること。またその喜び。 |
縮地補天 | しゅくちほてん | 地をちぢめ、天をおぎなうの意味。天子が、天下の行政機構などを大改革すること。 |
取捨選択 | しゅしゃせんたく | 多くのものの中から、よりよいもの、必要なものを選び取り、他は捨て去ること。 |
種種雑多 | しゅじゅざった | いろんなものが、雑然と入り混じっている様。 |
守株待兎 | しゅしゅたいと | いたずらに旧習を守って状況変化に対応しないこと。 |
衆生済度 | しゅじょうさいど | 人々に悩みを救い、悟りを得させること。 |
首施両端 | しゅしりょうたん | どちらにもつかずに、二心を抱くこと。また、はきはき事を決めずに、ぐずぐずすること。 |
朱唇皓歯 | しゅしんこうし | 美しい女性を形容する語。 |
銖積寸累 | しゅせきすんるい | 銖をつみ、寸をかさねる。わずかな物も積もれば、大きくなる。塵も積もれば山となる。 |
首善之地 | しゅぜんのち | 京師(みやこ)のことをいう。「漢書」儒林伝に「故教化之行也、建首善、自京師始」とある。 |
首鼠両端 | しゅそりょうたん | どっちつかず。形勢をうかがっているあいまいな態度のたとえ。 |
酒池肉林 | しゅちにくりん | 豪奢(ごうしゃな酒宴の意。豪遊の限りをつくすこと。 |
縮頸駭汗 | しゅっけいがいかん | 首をちぢめ、恐れ驚いて冷や汗が出る。 |
宿契之限 | しゅっけいのかぎり | 前世の定めどおり。 |
出谷遷喬 | しゅっこくせんきょう | 春、鳥が谷間から出て高い木に移るように、人が出世すること。 |
出将入相 | しゅっしょうにゅうしょう | 文と武を兼ね備えて、戦いに出ては大将として兵を指揮し、平時は大臣として政治をとる。 |
出処進退 | しゅっしょしんたい | 今の役職・地位にとどまるか、それをやめて退くか、という身の処し方をいう。 |
出藍之誉 | しゅつらんのほまれ | 教えを受けた弟子が先生よりもすぐれた人になるたとえ。 |
出離生死 | しゅつりしょうじ | 仏語。悟りを開いて、生死の苦海から脱すること。涅槃(ねはん)の境地に入ること。 |
殊塗同帰 | しゅとどうき | 行く道は異なるが、落ち着くところは同一である。始めは違っても終わりは同じ。 |
朱頓之門 | しゅとんのもん | 金持の家。 |
酒嚢飯袋 | しゅのうはんたい | 大酒を飲み、飯を腹一杯食うだけで何の役にも立たない人のことをあざけって言う。 |
首尾一貫 | しゅびいっかん | 方針や態度などが初めから終わりまで変わりなく同じであること。筋が通っていること。 |
守秘義務 | しゅひぎむ | 職務上で知った秘密を守るべき務めのこと。 |
趣味嗜好 | しゅみしこう | 個人的な好み、楽しみ、たしなみなどのこと。 |
銖両之姦 | しゅりょうのかん | ささいな悪事。 |
株連蔓引 | しゅれんまんいん | 株を連ね、つるを引っ張るように、手づるによって、残らず関係者を罰すること。 |
春蛙秋蝉 | しゅんあしゅうぜん | うるさいだけで、役に立たない無用な言論のたとえ。 |
春蚓秋蛇 | しゅんいんしゅうだ | 書の字体が細くうねリ曲がってつたないこと。 |
春花秋月 | しゅんかしゅうげつ | 自然の美しい景色。風流。 |
春華秋実 | しゅんかしゅうじつ | 春の花と秋の果実 |
春夏秋冬 | しゅんかしゅうとう | 1年の、四つの季節。四季。 |
春日遅遅 | しゅんじつちち | 春の日が遅い。つまり、暮れゆくのが遅い、のどかでうららかな春の1日のこと。春日遅々。 |
春宵一刻 | しゅんしょういっこく | 春の夜が、ほんのわずかな時間でも莫大なお金に値するほど、貴重なものであること。 |
渉于春氷 | しゅんびょうをわたる | 春になって薄くとけやすくなった氷の上を歩いてわたる。きわめて危険なこと。 |
春風化雨 | しゅんぷうかう | おだやかな春の風と、ほどよい適当な雨降り。 |
春風秋雨 | しゅんぷうしゅうう | 長い年月。 |
春風駘蕩 | しゅんぷうたいとう | 何事もなく平穏なことや、人の態度や性格がのんびりとしていて温和なことをさす。のどかに吹く春風。 |
春風満面 | しゅんぷうまんめん | 春の風が頬にいっぱい。心地よくいい感じ。 |
春蘭秋菊 | しゅんらんしゅうぎく | 両者ともにすぐれており捨てがたい、の意。 |
瘴雨蛮烟 | しょううばんえん | 毒気を含んだ雨と煙。 |
暑雨祁寒 | しょうきかん | 蒸し暑い雨季と厳しい寒さ。貧しい民の苦しみをいう。 |
傷弓之鳥 | しょうきゅうのとり | 一度、矢傷を受けた鳥の意味。前の事に懲りて、深く怖気づいたもののたとえ。 |
猖狂之勢 | しょうきょうのいきおい | たけり狂った勢い。 |
松喬之寿 | しょうきょうのじゅ | 長命で名高い二人の仙人、赤松子と王子喬の長寿。転じて、長命。 |
証拠隠滅 | しょうこいんめつ | 証拠を隠し、消してしまうこと。 |
小康状態 | しょうこうじょうたい | 病気の進行がちょっと収まっているという意味 |
小国寡民 | しょうこくかみん | 国土が小さく、人口が少ないこと。中国古代の思想家、老子が理想とした国家の姿。 |
鐘鼓之楽 | しょうこのたのしみ | 音楽の楽しみ。 |
正直一徹 | しょうじきいってつ | 嘘偽りがなく、思いこんだことはひと筋に押し通そうとする性格。 |
正直正路 | しょうじきしょうろ | 正しくてうそや偽りのない人のふみ行うべき正しい道理。 |
生死事大 | しょうじじだい | 生と死の真相をきわめることが大切だということ |
笑止千万 | しょうしせんばん | この上もなくばかばかしくて吹き出したくなる様子。 |
生死不定 | しょうじふじょう | 人の生死の定めがたいこと。人の寿命は年齢とは関わりなく、いつどのようにつきるかわからないということ。 |
生者必衰 | しょうじゃひっすい | この世は無常であるから、命のある者は必ず死滅するときがあるということ。 |
生者必滅 | しょうじゃひつめつ | 生命あるものは、必ず死ぬときがあるということ。 |
生生世世 | しょうじょうせぜ | 生まれかわり、死にかわりして経験する世。永遠をいう。 |
蕭牆之憂 | しょうしょうのうれい | 内から起こる心配事。家族・身内などの内輪もめ、内乱など。蕭牆は君臣が会見する所に立てる屏風。 |
将相之具 | しょうしょうのぐ | 大将や大臣の器にかなった人。力量のある人物。 |
生死流転 | しょうじるてん | 衆生(しゅじょう)が、生死を繰り返し、はてしなく三界六道の迷界をめぐること。 |
小人閑居 | しょうじんかんきょ | つまらぬ人間は暇を持て余して、とかくよからぬことをしがちであるの意。 |
焦心苦慮 | しょうしんくりょ | 心配していらだつさま。思い悩み心が焦ることの意。 |
精進潔斎 | しょうじんけっさい | 肉食を断ち、行いを慎んで身を清めること。 |
正真正銘 | しょうしんしょうめい | まったくうそ偽りのないこと。まちがいなく本物であること。 |
小人之勇 | しょうじんのゆう | 血気にはやる、浅はかな勇気。考えの浅い小勇。 |
小心翼翼 | しょうしんよくよく | 気が小さくてびくびくしているさま。小心翼々。 |
小心翼々 | しょうしんよくよく | 慎み深く、細事まで注意すること。今日では転じて、小胆を形容する語として用いられている。 |
小水之魚 | しょうすいのうお | 僅かな水の中に棲んでいる魚の意から、死が目の前に迫っていることのたとえ。 |
少数精鋭 | しょうすうせいえい | 少数のえりすぐった者によって事に当たること。 |
少壮気鋭 | しょうそうきえい | 若くて意気込みの盛んなこと。 |
掌中之珠 | しょうちゅうのたま | 自分が最も大切にしているもの。最愛の妻や子供のたとえ。 |
消長之数 | しょうちょうのすう | 盛衰のことわり。 |
祥月命日 | しょうつきめいにち | 一周忌以後、その人が死んだ月日と同じ月日。 |
鐘鼎玉帛 | しょうていぎょくはく | 食前に音楽が奏せられ、食堂には山海の珍味が並べられ、酒盛りのあとでは、玉や帛(きぬ)の引出物が出る豪華な宴。鼎は、なべ。 |
焦頭爛額 | しょうとうらんがく | 頭を焦し、額をただれさせるということから、身の危険を顧みずに火災の消防に従事すること。転じて、事変の渦中に入って奔走すること。 |
勝敗之数 | しょうはいのすう | 勝つか負けるかの運命。 |
商売繁盛 | しょうばいはんじょう | 商売が賑わって栄えること |
松柏之寿 | しょうはくのじゅ | 長生き。長命。 |
笑比河清 | しょうひかせい | 黄河は名前のごとく、いつも濁って澄むことがないのにたとえて、謹厳実直めったに笑うことのない人が笑う時を待っていることをいう。 |
焦眉之急 | しょうびのきゅう | 非常に差し迫った危険など。 |
松風水月 | しょうふうすいげつ | 松に吹く風、水に映える月. |
嘯風弄月 | しょうふうろうげつ | 風にうそぶき、月をもてあそぶ。詩歌・風流に心を寄せること。 |
枝葉末節 | しようまっせつ | 本質から外れた些細な部分、主要でない物事のたとえ。 |
鐘鳴鼎食 | しょうめいていしょく | 鐘楽器の一種を鳴らし鼎(なべ、転じて、ごちそう)を並べて食べる。食前に音楽が奏せられ、食堂では山海の珍味が並べられること。富貴の人の生活をいう。 |
生滅滅已 | しょうめつめつい | 現世を超越し、仏果を得る。 |
生滅流転 | しょうめつるてん | 世界のすべての物事は時々刻々に生じたり滅びたりして、少しの間もやむことがない。 |
従容整暇 | しょうようせいか | ゆったりとして乱れず、余裕のあること。 |
従容無為 | しょうようむい | 自然に従ってゆったりとしており、思慮を労して人為を施すことをしない。 |
小利大損 | しょうりだいそん | 少しの利益を得ようとして、大きな損害をこうむること。 |
升竜降竜 | しょうりゅうこうりゅう | 上り竜と下り竜。旗や幟の模様に使われる。 |
生老病死 | しょうろうびょうし | 人生の四つの苦しみ。人間としてこの世にある限りさけることの出来ない苦しみ。すなわち、生まれること、年をとること、病気をすること、そして死ぬことの四大苦。 |
諸行無常 | しょぎょうむじょう | この世のいっさいの現象は常に変化・消滅して絶えない形容。 |
食牛之気 | しょくぎゅうのき | 牛を飲むほどの大きな気性。幼くして大きな気性のあることをいう。 |
燭照数計 | しょくしょうすうけい | 灯火でよく照らし、そろばんで数える。物事が明らかで、誤りのないこと。 |
食前方丈 | しょくぜんほうじょう | ぜいたくな料理のこと食事をするときに、席前に一丈(長さの単位四方いっぱいに料理を並べることから、豪華な料理のたとえ。 |
職人気質 | しょくにんかたぎ | 職人仲間に共通な気質。粗野偏狭であるが実直である。 |
嗇夫利口 | しょくふりこう | 身分の低い男が口上手なこと。 |
職務怠慢 | しょくむたいまん | 職業上の義務をなまけて怠ること。 |
初志貫徹 | しょしかんてつ | 初めに思い立った願望や志をくじけずに最後まで貫き通すこと。 |
諸子百家 | しょしひゃっか | 春秋時代の、儒教以外の多くの学者・学派。また、それらの学者の著書。「老子」「荘子」「韓非子」など。 |
諸説紛紛 | しょせつふんぷん | いろいろな学説や意見が入り乱れて定まらないようす。皆が自分の説を正しいと主張しているようす。諸説紛々。 |
諸説紛々 | しょせつふんぷん | いろいろな意見が入り乱れて、まとまりがつかないさま。 |
職権乱用 | しょっけんらんよう | 職務上の権力をむやみに使うこと。 |
諸法無我 | しょほうむが | 仏教における三法印・四法印のひとつ。めてすべての存在には、主体とも呼べる我(が)がないことをいう。 |
白河夜船 | しらかわよふね | 周りで何が起こったのか、わからないほどぐっすりと眠り込んでいること。 |
白川夜船 | しらかわよぶね | 熟睡していて何も知らないこと。何も気がつかないほどよく寝入っているさま。 |
芝蘭之化 | しらんのか | 美しい徳の感化。友人から受けるよい感化。 |
芝蘭之室 | しらんのしつ | 香草を入れてある部屋。 |
私利私欲 | しりしよく | 自分の利益だけを考えた欲望。 |
支離滅裂 | しりめつれつ | 統一なくちりぢりばらばらな状態。まとまりがなくめちゃめちゃ。 |
思慮分別 | しりょふんべつ | 物事の道理をわきまえ、深く考えて識別し判断を下すこと。また、そういう能力。 |
四六時中 | しろくじちゅう | いつもの意。一日中。四六は24時間で一日中のこと。 |
四六駢儷 | しろくべんれい | 漢文の文体。四字と六字から成る対句を多用する華麗な文体。誇大で華美な文辞を用い、典故のある語句を繁用し、平仄(ひようそく)を合わせて音調を整えるのが特徴で、朗誦に適する。漢・魏(ぎ)の時代に起こり、南北朝時代に盛んに行われた。四六駢儷文。 |
臣一主二 | しんいつしゅに | 臣下として仕える身は一つであるが、主君として仕えるべき人は数多くある。主君として仰ぐべき人を、どこの国に行って求めるのも自由であるという意味。 |
神韻縹渺 | しんいんひょうびょう | 芸術作品などがもっている、表現しがたいきわめてすぐれた奥深い趣。 |
如臨深渕 | しんえんにのぞむがごとし | 深い淵をのぞきこむ時のように、また薄い氷の上を歩く時のように、こわご わと慎重に行動すること。 |
心願成就 | しんがんじょうじゅ | 宿願の達成。心の中で願い続けていた希望・夢が、その通りにかなうこと。 |
心機一転 | しんきいってん | あることをきっかけとして、気持ちがすっかり変わること。またそのようにさせること。 |
神機妙算 | しんきみょうさん | 神が行うような絶妙のはかりごと。常人には思い付かないすぐれたはかりごと。 |
新旧交代 | しんきゅうこうたい | 新しいものと古いものとが入れ替わること。 |
深計遠慮 | しんけいえんりょ | 深いはかりごと、および将来に対する考え。 |
真剣勝負 | しんけんしょうぶ | 本物の刀を用いて勝負すること。転じて、本気で争うこと。また、本気で物事を行うこと。 |
身後之諫 | しんごのいさめ | 死後に残すいさめ。死んで諌めること。 |
辛酸甘苦 | しんさんかんく | 辛さや楽しみのこと。転じて、経験を積み、世事・人情によく通じていること。 |
神算鬼謀 | しんさんきぼう | 人間が考えたとは思えない優れた計略。 |
深山幽谷 | しんざんゆうこく | 遠く人里を離れた奥深い山々や、深くひっそりとした谷間。人が足を踏み入れていない静かな自然をいう語。 |
深識長慮 | しんしきちょうりょ | 深くさとり、遠くおもんぱかる。 |
紳士協定 | しんしきょうてい | 互いに相手を信頼して取り決めた約束。 |
参差錯落 | しんしさくらく | ものが一様でなく、様々なものが入り混じっていること。 |
真実一路 | しんじついちろ | 一筋に真実を求めて生きていくこと。ひたすらにおのれの真実を尽くすこと。 |
脣歯之国 | しんしのくに | 利害関係が最も深い国。 |
唇歯輔車 | しんしほしゃ | 一方がだめになると、他方もだめになるような密接な関係にあって、互いに助け合っていることのたとえ。 |
進取果敢 | しんしゅかかん | 自ら進んで物事に取り組み、決断力に優れていること。 |
神出鬼行 | しんしゅつきこう | 出没が人間業でなく、自由で変化のはかりしれないこと。 |
神出鬼没 | しんしゅつきぼつ | 非常にすばやく現れたり見えなくなったりすること。不意に出没して居所のわからないこと。 |
信賞必罰 | しんしょうひつばつ | 功の有った者には必ず賞を与え、罪を犯した者には必ず罰を与える。賞罰を厳格に行うこと。 |
針小棒大 | しんしょうぼうだい | 物事を大げさに言うこと |
神色自若 | しんしょくじじゃく | 内心や外見が落ち着いていて、物事に動じないようす。 |
心身一如 | しんしんいちにょ | 心身の充実。精神と肉体が一体になること。物事に向かって集中している様子。 |
新進気鋭 | しんしんきえい | 新しく登場して認められ、意気込みや才能が鋭いひと。 |
心神耗弱 | しんしんこうじゃく | 善悪を判断して行動する精神のはたらきがひじょうに弱いこと。裁判では刑を軽くする。 |
心神喪失 | しんしんそうしつ | 善悪を判断して行動する精神のはたらきがまったくないこと。裁判ではその状態で犯した罪は罰しない。 |
心身耗弱 | しんしんもうじゃく | 行為の是非を弁別する能力、またはその判断にしたがって行動する能力が著しく低いひと |
薪水之労 | しんすいのろう | 骨身を惜しまずに働くこと。 |
進寸退尺 | しんすんたいせき | 得ることが少なく、失うことが多いことのたとえ。一寸進んでは一尺退くの意味。 |
晨星落落 | しんせいらくらく | 明け方の空に、星が僅か二つ三つ見えるように、友人が次第に少なくなること。 |
臣籍降下 | しんせきこうか | もと、皇族が皇族以外の者との結婚や賜姓などで、皇族の身分を失うこと。 |
親戚知己 | しんせきちき | 親しい人々。親戚と知り合い。 |
深造自得 | しんぞうじとく | 学問の深い奥義を窮めて、深くみずから了解する。 |
心想羸劣 | しんそうるいれつ | 心が弱く劣っているということ。どれほどしっかりしたことを言いどれほど固く信じていても、その時その時の状況や仏教でいう縁によって、心は揺れ動く。 |
身体髪膚 | しんたいはっぷ | からだ全体、髪の毛や皮膚に至るまでのこと。 |
進退両難 | しんたいりょうなん | 進むも退くも両方ともに困難なこと。ニッチもサッチもいかないこと。 |
新陳代謝 | しんちんたいしゃ | 古いものが去り、新しいものが変わってあらわれること。 |
震天駭地 | しんてんがいち | 天をふるわせ、地をおどろかす。勢力や音響が盛んなたとえ。 |
震天動地 | しんてんどうち | 天地をふるい動かすほどの大変な出来事。 |
心頭滅却 | しんとうめっきゃく | 心の中の雑念を消し去ること。無念、無想の意。 |
晨入夜帰 | しんにゅうやき | 朝早く官舎に入って、夜遅く帰ること。 |
晨入夜出 | しんにゅうやしゅつ | 朝早く官舎に入って、夜遅く出ること。 |
審念熟慮 | しんねんじゅくりょ | 自分の思いを明らかにするため、念を入れてよく考えること。 |
心腹輸写 | しんぷくゆしゃ | 心に思うところを全て打ち明ける。真心を示す。 |
神仏混交 | しんぶつこんこう | 神と仏はもともとは一体であるという信仰から、神仏をいっしょに祭ること。 |
深謀遠慮 | しんぼうえんりょ | 先のことまで考えて深く考えをめぐらせること |
森羅潔白 | しんらけっぱく | |
森羅万象 | しんらばんしょう | 宇宙、世界の中に存在するすべての事象 |
深諮掲 | しんれいせんけい | その場の状況に応じて適切な処理をすること |
心労辛苦 | しんろうしんく | ほねおり。 |
新郎新婦 | しんろうしんぷ | 「新郎」と「新婦」 結婚したばかりの男女 |