四字熟語 | 読み方 | 意味 |
水温躍層 | すいおんやくそう | 水温が急激に変化する層(水. 深帯)のこと(サーモクライン) |
水火氷炭 | すいかひょうたん | 火と水、氷と炭のごとく、お互いに相容れぬこと。 |
不通水火 | すいかをつうぜず | 日常生活に必要不可欠の飲み水や薪などを融通し合おうとしない。近所づき合いをせぬこと。 |
酔眼朦朧 | すいがんもうろう | 酒に酔ったために目の焦点が定まらず、ものがはっきり見えないさま。酔ってぼんやりした様子をいう。 |
炊臼之夢 | すいきゅうのゆめ | 喜んで仏に帰依し、深く信仰すること。 |
水鏡之人 | すいきょうのひと | 「水鏡」は物の姿を写す水鏡。曇りのない清らかな水鏡の意味から、人の道の手本となるような人物、 また人の師表となる聡明な人のたとえ。 |
水魚之交 | すいぎょのまじわり | 非常に仲がよい、信頼できる交際。水と魚のように離れることができない親密な間柄。 |
炊金饌玉 | すいきんせんぎょく | 金をかしぎ、玉を食物とする。ごちそう。見事な食事をほめていう。 |
水光接天 | すいこうせってん | 月光が川面に映って輝き、その水面がはるかかなたで天に接していること。 |
穂状花序 | すいじょうかじょ | 無限花序の一。伸長した花軸に柄のない花が穂状につくもの。麦・イノコズチ・オオバコなどにみられる。 |
綏綏灑灑 | すいすいさいさい | 水の流れ落ちるさま。さらさら。たらたら。 |
水髄方円 | すいずいほうえん | 「水は方円の器に随う」。 水は四角な、円い器にも素直に従うように、民の善悪は君の善悪に原因し、人の善悪は交友の良否によるということ。 |
水清無魚 | すいせいむぎょ) | 潔白で厳しすぎるよりも寛大な思いやりの態度が大切であること。 |
酔生夢死 | すいせいむし) | 酒に酔い、夢の中にいるような気持ちで、うかうかと一生を送ること。つまり、一生を何もせずに無為に過ごすこと。 |
水積成川 | すいせきせいせん | 小も積もれば大となるたとえ |
垂涎三尺 | すいぜんさんじゃく | 食べ物を欲しがって、大いによだれを流すこと。物を手に入れたいと深く望むようすのたとえ。 |
翠帳紅閨 | すいちょうこうけい | 翡翠(かわせみ)の羽で飾った帳(とばり)と紅色の寝室。美しく飾った貴婦人の寝室のこと。 |
垂髫戴白 | すいちょうたいはく | たれ髪の子供と白髪の老人。 |
垂直思考 | すいちょくしこう | 既成の概念の中だけで、考えをめぐらすこと。 |
水天一碧 | すいてんいっぺき | 晴れ渡って、水と空と一続きに青々としている。 |
垂天之雲 | すいてんのくも | 空いっぱいに垂れ下がる雲。大きいことの形容。 |
水天彷彿 | すいてんほうふつ | はるかな海上の水と空とが接していて、どこまでが水でどこまでが空かはっきり見分けられないさま。 |
水天髣髴 | すいてんほうふつ | 遠い沖の水面と空とがひとつづきになって、水平線の見分けがつきにくいこと。 |
水到渠成 | すいとうきょせい | 条件が整えば、 ものごとは自然に出来上がる |
垂堂之戒 | すいどうのいましめ | 将来のある子は危険な所に近寄ってはならないという戒め。 |
錐刀之末 | すいとうのすえ | わずかな利益。 |
水乳交融 | すいにゅうこうゆう | 水と乳が互いにまざり合い融け合うことから、すっかり融合する |
水平思考 | すいへいしこう) | 既成の概念にとらわれることなく、自由な角度から考えをめぐらすこと。 |
酔歩蹣跚 | すいほまんさん) | 酔ってふらふら歩くこと。酔った足取りのおぼつかない様子。 |
水密隔壁 | すいみつかくへき | 船体の内部をいくつかの区画に分ける仕切りの壁。浸水などを一部の区画で食い止めるため、十分な強度と水密性をもつ。 |
吹毛之求 | すいもうのきゅう | しいて他人の欠点を探し求めること。 |
吹毛之剣 | すいもうのけん | 吹きつけた小さな毛をも切る剣の意から、非常によく切れる剣。 |
水落石出 | すいらくせきしゅう | 物ごとの真実が明らかになる |
水陸並進 | すいりくへいしん | 水軍と陸軍を同時にならべて前進させること |
垂簾之政 | すいれんのまつりごと | 幼少の天子に代わって太后・皇太后が政治をとること。 |
衰老病死 | すいろうびょうし | 年老いて体力が衰えることと、病気で死ぬこと。 |
水路之勝 | すいろのしょう | 舟路のけしきのよいこと。 |
枢機之位 | すうきのくらい | 天子の近くに仕えて重要なことに参与する地位。枢要な地位。 |
鄒魯遺風 | すうろのいふう | 孔子・孟子の遺風。孟子は鄒国出身、孔子は魯国出身のためにいう。 |
寸進尺退 | すんしんしゃくたい) | わずかに進んで大きく退くこと。得るものは少なく、失うものが多いことのたとえ。 |
寸善尺魔 | すんぜんしゃくま | 一寸の善と一尺の魔。世の中には善いことが少なく、悪いことが多いことのたとえ。また、よい物事はとかく妨げが多く成就しがたいこと。「好事、魔多し。」 |
寸草春暉 | すんそうしゅんき | 父母の愛情には万分の一も報いることができないたとえ。寸草は親に報いようとする子供のわずかな心。春暉は父母の広大な恩。 |
寸鉄殺人 | すんてつさつじん | 短く鋭い言葉で、 相手の急所や欠点をつくこと。 |
寸田尺宅 | すんでんしゃくたく | 狭い田と、小さな家の意から、少しばかりの財産のこと。 また、自分の試算を謙遜していうことば。 |
寸馬豆人 | すんばとうじん | 遠方の人馬が小さく見えること。また、画中の遠景の人馬が小さく描かれていること。寸・豆は小さいこと。 |